ごはんを作ってくれる人がいるという至福
現在、父はがん病棟から生還し、家に居て通院で治療中、姉は少し前に体調を崩して実家に帰って静養中だ。
私は遠くにいながらみんなが日々元気に回復することを祈っている。
そんなことしかできない。
昨日、母から「お天気が良くて、お父さんもお姉ちゃんも調子が良くて、神様に感謝!感謝!」ってメールもらった。
しかも、「3人で紅葉を見に行ったけど、U子ちゃんも一緒だったらなあと思いました」ってこんな不肖の私のことも忘れちゃいないのね、お母さん。
私は、涙がこぼれた。
母の偉大なる力を瞬間、知った。
華々しさなど何もない、誰も気がつかないけど、底をしっかり支えているような、強い力。
正直な話、日頃の私の母の評価は低いかもしれなかった。(ごめんね)
自分でどんどん何かを切り開いていくようなタイプではないし、依存的なところも気になっていた。
でも、もし、母がいなかったら・・・と思うと、想像しただけで、何だか寒い。
みんなが元気になれない気がする。
私も実家へ帰って母の作ってくれる内心ツッコミを入れたくなるような、何の変化もないような料理が好きだ。
黙って当たり前のようにごはんを作ってくれる人がいるという、そのありがたさよ!!
なんてすばらしいこと。
グレートマザーはいたるところにいる。
現在、私は時々子供たちとご飯を食べる「ナンチャッテ母」。
材料が余るし面倒で外食にすることも多く、それはそれで楽しみだったけど、できるだけ自分で作ろう、と思った。
弁当も作ろう!
渾身の弁当を!(って重たいかい?たまに作るもんで妙に力みが・・・)
子供たちに「ああ言ったらいいのか、どうやったらわかるのか」と悩むこともあるけど、黙っておいらの作るもんを食え、ってそれくらいしかできることってないかも!
黙々とみんなを受容して、あっためて、ただ、それだけ。
おお、それでよいのだ。
いつの日かみんなの母になれますように。