2007-01-01から1年間の記事一覧

絶望から希望へ

今年も私の大好きな大掃除のため、12月後半は何の予定も入れずひたすら作業に没頭しました。 外側と内側。 心と体もそうだけど、「にわとりとたまごとどっちが先?」的に互いに影響を与え合っている。 身なりを整えると気持ちもシャキっとするように、環境…

サプライズ!

今日が誕生日であった! 今さら騒ぐことでもなし、1年、また1年とひそかに朽ちて老いて自らの行いを背負いただ去っていくのだ、と思っていたところ、静岡でのヨガクラスに一緒に参加するため寄ってくれた友達が滅多にお目にかかれない大きいケーキや仲間た…

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実は最近、青天の霹靂、ショックな出来事があり、あんなことやらこんなことを日々思い巡らし、かなりうろうろしておりました。 「生涯で最悪の出来事ワースト10!」に入るかなあ、いや、入らんかなあ、なんて笑ってみたり。 全く恋愛事ではないというとこ…

すっぽんの悲しみ

昨日、放生(ほうじょう)に参加してきました。 つい最近まで私は「放生」という言葉も行いも知りませんでした。 放生(ほうじょう)はその原型は殺生を戒めた原始仏教にまで遡る事ができるそうです。 具体的には捕らわれの生類を放して逃がして(生かして)…

初献血

私はこれまであまりにも自己中心的に生きてきてしまったため自身の「徳」の蓄積が足りず、ゆえに修行も滞っているような気がしてならない・・・・。 「ええい、こうなったら何でもやろう、チャンスさえあれば道で転げた幼児を助け、痴漢に合った女子高生を救…

生(しょう)

実に我々はけしつぶのごとく小さな存在で、刹那に誕生し生きては失われていく。 流れゆくのみ。 なんとあわれでいとおしいことか。 多くのざわめきが聞こえる。 悲しみ、苦しみ、痛み、怒り、そして歓喜の声。 どよめきは天に波のように伝わる。 様々な営み…

にせものはいやだ

職場のフロアに観葉植物の大きい鉢が配置された。 でもよく見るとニセモノで・・・・見れば見るほどがっかり。 枯れないし手がかからない、なんて考えで選んだ価値観にもがっかり・・・・。 水やりなんて数分もかからないよ・・・・。 プラスティックででき…

ぶっ飛び!鬼の手形

私は岩手県盛岡市生まれですが、3歳くらいまでしかいなかったこともあり、恥ずかしながら盛岡のことはほとんど知らないのです・・・・・。今回帰省した際、ふとしたことから路地に入ってしまい、そこに「鬼の手形→」という看板があったので、吸い寄せられる…

スズキコージズキンとお面を作ろう!

最近、「もし私が”あさり”なら、キツイ塩水に漬けてほしい。砂を吐き出したいのだ」と思っていました。 ここのところ、些細な現象につまづいたり、考えが少しまとまらなかったり、勉強過多の頭でっかちになっていて、すっきりしない日々が続いておりました。…

誰かが自分を救ってくれるのか

この間、実家へ帰ると、仏壇に知らないおじさんの写真が飾ってあった。 姉と「げー!何だ、こりゃぁ〜」と騒ぐ。 母の尊敬する??病気治しの霊能者の写真だったのだ。 父ががんの再発で手術し、母としては「わらにもすがる」思いだったのだろうが、「ご先祖…

お父さん

一日中、濃い霧の中を父の姿を求めて彷徨っている。 何も見えない。 「おとうさ〜ん!」「おとうさ〜ん!」 呼んでも返事は無い。 父はどこか遠くへ行ってしまったのか。 もう手の届かないところへ。 もしあの背の高い、痩せた父の姿の影でも片鱗でも見かけ…

会社の夏祭り

恒例の会社の夏祭り。 今までは、どうせビールも飲まないし、おつまみもしょぼいし・・・と出たり出なかったり。今年は成り行き上、出席することになってしまった。おつまみは大抵社員食堂をやっている会社に頼む。 オーダー独占状態なのであまり企業努力は…

オーラソーマ

2001年から2年にかけて、オーラソーマを学びました。 ※オーラソーマはイギリス発祥の106本のカラーボトルから4本選んでもらってその色からいろんなことを読み取っていくセラピーです。その頃の私は、まさに禅の十牛図でいうと第1図の「尋牛」。 「…

最近テーマとして「水」が浮上している。 このあいだ山で、一緒に登った方が、途中で汲んだ山の水と、持参したペットボトルの水を差し出して「全然違うから飲んでみて下さい」と言うので、試しに両方飲んでみた。 あー、市販の水はのっぺり「平坦」な感じ、…

自分への戒め

1.地面より頭を下げよ! ちょっと前にいらいらしてる自分と出会った。 ひっさしぶりにいらいらしてるなあ・・・と苦笑。 でも、どうして??分析を始めた。 いらいらしてるってことは、 現状に満足していないってこと。 自分の欲求が満たされていないこと。 …

滝行デビュー

自分の愚かさにうんざりして、「ああ!滝にでも打たれたい!」と思ったことは今まで生きてきて何度となくありました。 しかし、そんな勇気も機会もなく、かなりの年月過ごしておりましたが、とうとう機が熟し43歳ようやくデビューの時がやってきました。 …

今回のヒマラヤでのできごと

高地不適応な体と知りつつも、再び私はヒマラヤへ来てしまった。 高地では悔しいことにパワーが3分の1も出ないのです・・・。 息は絶え絶え、心臓が飛び出しそう。 高山病といっても、頭痛や吐き気はせず、心肺がダメージ受けるタイプ。 階段登ってもぜい…

インドより帰国

いつも旅にはその時その時でテーマがある。 いろんな問いや答え・・・。 今、私の中でマーブル模様になっている。 今回旅立つその日の朝にデジカメが壊れてしまい、「写真なんて撮ってる場合じゃないぞ」と言われたかのように思いました。 帰国翌日会社へ行…

再びインドへ

明日から3週間インドへ行ってきます。 今回旅立つことができることに心から感謝します。ヒマラヤは再び私を受け入れてくれるかな。大いなる懐へ飛び込んで行けますように。どんな苦難も喜んで受け入れることができますように。

南仏/ミネルヴ

13世紀頃、魂の再生を信じるカタリ派はキリスト教の異端として弾圧を受けた。 逃れ逃れて、その最後の抵抗拠点がミネルヴ。 山あいの小さな村。 フランスで最も美しい村と言われている。 人が住んでいるのに人の気配がない。 今は静かで平和な美しい村。 結…

懺悔

この写真はどこで撮ったのか、何だったのか定かではないが・・・。 非常に惹かれたポーズです。 「神よ、仏よ、すべての者たちよ、私を許したまえ!」 懺悔Tシャツを作って連日着ていたい気分なのさ。 私の人生も平均寿命まで生きたとしても、もうすでに後…

鷲(わし)は知性の象徴とされています。 カモワンタロットにもしばしば登場してくるよ! 賢くて目端が利いて・・・抜け目ないけど憎めないやつ? ばさばさばさ(羽ばたく音) 真理へと繋がることができる古代の叡智。 密教でもヨーガや仏教でも、何千年前の…

南仏修行旅行《ろうそくの灯り》

人々が捧げたろうそくの灯りの数々。 たくさんの聖なる真摯な祈り・・・・。ろうそくの炎を眺めていると、不思議な気持ちになるんだ。火の信仰があるというのもわかるよね!

南仏修行旅行《花》

町角で、お花屋さんで、においたつ花々。もしも心が枯れそうならば。美しい花々と語ろう。ホテルを発つ日。 週に一度の蚤の市の日だった。 日本でいう「テキヤ」のような?お兄さんたちが屋台の準備をしている。 「市」って何だかわくわくするね。何てかわい…

サントボームの洞窟

「サントボームの洞窟」は今回の旅の、ある意味山場だった! マグダラのマリアがサントマリー・デ・ラ・メールの海岸の辿り着いた後に晩年瞑想して過ごした洞窟。 裸身に長い髪の毛をまとい・・・30年くらいそこで瞑想して過ごしていたという話です。 たぶ…

フランス《太陽と月》

地球上どこの国へ行っても好きなのは、昇って沈むお日様と夜空を照らす月を眺めること。 フランスでは朝5時起床でシャワーとヨーガ、6時に経行(歩く修行)に出かけていましたが、日の出が遅くて外は真っ暗、いつも月がこうこうと輝いていました。 写真の…

聖ロック教会

モンペリエの聖ロックの教会。 聖ロックは実在した人でタロットカードの愚者のモデルとも言われている。 聖ロックは1295年モンペリエ生まれ。 胸に十字の痣があったそうです。 お金持ちで名士の家に生まれたが、若くして相次いで両親が死去。 おそらく「無常…

南仏修行旅行《美意識》

フランス人はお洒落でセンスがいいってイメージがあるよね。 (ダンスやバスケの苦手な黒人がいるのと同じで)全ての人がそうだとは言えないけど、実際行ってみて平均値は高いと感じました。 だって町や家並が美しいもーん。 歴史があって、大事にしていて。…

南仏修行旅行《食事》

食事、後半は日本食が恋しくなりましたが、耐えられないほどではなかったです。 サラダやパンは日本でも食べているものだし。 まず、パンがおいしかった! 「主食がおいしい」というのは重要な要素だと思います。 日本でもお米がおいしいとしあわせだよね〜…

サントマリー・デ・ラ・メール

マグダラのマリアが小船で辿り着いたと言われる海岸へ。霧がかかり、人の気配がない。この世とは思えない。別空間のよう。どこまでも暖かく優しく、聖なる海と砂浜でした。靴下を脱いで海に入る。水は冷たいけど気持ちいい。何だか離れたくなくなるような、…