私は何も知らなかった

私は何も知らなかった。
ただのうわっつらで生きてきました。

本当に肝心なこと、本当に大切なもの。
何もわからないままだった。

愕然と立ちすくむ。
今までの人生、全く見当違いの場所に穴を掘り続けてきたようなもの。

私は「私は何も知らない」ことを知るために、ただ何十年も費やした。