オーラソーマ

2001年から2年にかけて、オーラソーマを学びました。
オーラソーマはイギリス発祥の106本のカラーボトルから4本選んでもらってその色からいろんなことを読み取っていくセラピーです。

その頃の私は、まさに禅の十牛図でいうと第1図の「尋牛」。

「明らかに何かが欠けているが何が欠けているのかもわからない、漠然とした不安な」状態から
第2図の「見跡」。

牛(自身の深いところから湧き出る生命力)の足跡を見つけ、とりあえず興味の湧くものへと行動を起こす、段階であったと思う。


実際、オーラソーマは自己探求の世界に入り込んだきっかけとなり、今思うと自分の人生の総合変化点がそこにありました。


その後、オーラソーマはほったらかしで、占星術やタロット、ここ何年かはヨガの学びに熱中してきました。
オーラソーマ占星術やタロットやカバラとも繋がりが深く、それを言葉だけではなく理解するにはそれなりの年月が必要だったのだと思います。
カバラは仏教とかなり近いです。


ここへ来て、結構色に興味がある人が多く、オーラソーマ活動始めてみようかな、と思い、登録のための講座に久しぶりに出かけてみました。
ところが、私もずいぶん変わったのだと思う。
すっかり削ぎ落とし系の修行者となってしまったからか、まわりのキラキラしたおしゃれな雰囲気??が大変居心地悪いのです。(笑)
オーラソーマも、活動に当たっては決まりがあるし、そのセオリーの沿っていかなくてはなりません。しかも数年のあいだにいろんなことが変わっていて結構勉強しなおさなくてはならないことが沢山ありました。
途中で、「ホントに私に必要なものだろうか?」と自信がなくなってきました。
そんな周囲から浮いている気持ちのせいか、最後に組になってリーディングし合う時に、私にはかつてないことだが21人中のたった1人に余ってしまったのです!
「どなたか余ってませんかー?」と大声で叫ぶがむなしく反応はない・・・。
そこで先生の指示で、ある2人の組に入れてもらうことになりました。
そこはこなれている組で、すでにプロでティーチャーの方と、長年学校の先生をされていてこれからプロとして活動始められる方。
お二人とも話し慣れているし言葉もスムーズ。
それに比べあたいときたら、経験もないし、人前でしゃべり慣れてもいないし、おたおたとして惨めなものです。
でも、まあ、しょうがない。気取っても何してもしょうがないからそのままの私でそのままの読みをするしかありません。
すると、不思議なことだが、相手のティーチャーの方が感動しているではありませんか。
「??」
「今日のU子さんのリーディングは一生心に残るかもしれません」
「??」
よくわからないが何かが相手の方の心に触れたような感じなのかな?
その中で新しい決心をされたような感じでした。
最後の最後にまでご挨拶に見えて感謝の気持ちを述べられたので、こっちが感動してしまいました。


そそくさと逃げ帰りたい気持ちがそこであっさり180度転換し、「こんなふうに人のために役に立つことができるなら、もっともっと学んでオーラソーマをやっていくぞ!」という決意にいきなり変わっていました。
なんてゲンキンなのでしょう。


決まったら行動は早いので、家にフルボトルのセットを揃えました。

今は娘たちを読んだり、来てくれるお友達を読んだりしてみてます。
次女が私がいつも選ぶなじみのボトルを次から次へ4本選ぶのにはぶったまげました。
「まねしないで」って言いたいくらいでしたが、彼女が私のボトルを知っているはずもなくて。
色って奥が深くて、もっともっと知りたくなります。
みなさんも遊びに来てご自分の色に触れてみてほしいです。


きらきらのボトルを4本目の前にすると、その人の持つ美しさがしみじみ感じられて私は心底うっとりしてしまうのです。


そのうちにいろんなこと本格始動しようとホームページも作ってみました。
まだかなりテキトウで恥ずかしいけどね!
http://buddy222.hp.infoseek.co.jp/