やさしくないこと

四女が古着屋さんの店員に応募して面接を受けたと言う。
結果は、一週間後迄、採用ならば連絡があり、不採用なら連絡なし、とのこと。


それを聞いて、「えーやさしくないなあ」と思う。
一週間待って、連絡がなかったら、不採用か。
もし自分が面接された側で落とされたら「もうそのお店行きたくないな、行きづらいな」と思うだろう。
「今回はほかの人に決まってしまって(「年齢的にその方がぴったりだったので」とか何とか言ってもよいし)残念でしたけど、またお店に来てくださいねー!」と連絡入れてあげたらちょっとは違うだろう。
葉書で「残念でしたが、レアなもの揃えてお待ちしてますので、また遊びに来て下さい」でもいい。
一週間目まであと一日という日、「明日迄連絡なかったらだめなんだ」と彼女が言うので、あーまだ期待してるのか、と思い、「悪いけど、ここまで連絡がなかったらもうほとんど無理ってことだよ、もう次探そうよ!めげちゃだめだよ!」と言いました。

連絡を待ってる側は、たとえ3日目に採用者には採用通知が行ったとしてもそれも知らされずに一週間丸々、待つことにエネルギーを費やすわけでしょう?
ますます「やさしくないじゃん」と思った。
そりゃ100人、200人の面接やオーディションならわかるけど、そんなに手間が惜しいのか?
手間や面倒くささから発していることなら悲しい・・・・・。

だが、しかし!!
知らず知らずのうちに、同じように、やさしくないことをしていること、私にもあるだろうな、と思ったよ。
きっと、たくさん、山のように。
あらゆる場面で。
ごめんなさい!!
そして、本物のやさしさを身につけたいと切に思う。