2008年夏休み

今年の夏休みは土壇場で急にソウルへ行くことに。
娘たちも一緒の旅。


一時はもう一生会うこともないのか、と思っていただけに一緒に旅行ができるなんてとても幸せなことだと思う。
これまでの私は自分の傷を癒すことと向き合うこと、自分の人生の方向性の模索がメインになっていて、子供達のことをとことんケアしてあげる余裕はなかった。
ここらへんで私は「自分のことはもう終わった」ほぼ完了宣言してもよいのかなと思った。
自分のことが終わらないと人のケアはできないというのは本当だ。
人は未完了・未解決のものに足を取られるしエネルギーを取られてしまう。
これからも宿題はとっとと片付けるようにしていきたい。


娘たちは仕事を辞めた合間だったり長らくプータロが根付いた状態だったりで、仕事を始めるとなかなか休みのタイミングが合うこともないだろうし、今回のソウル行きは「プータロー卒業旅行」と名づけた。
「行こうと思えば自分の力でどこにでも行ける」人生を歩いてほしいと願う。
どうか自分の持つパワーに気づいてほしい。



ソウルはすでに大都会で東京みたいで外国という感じはしない。
ホテルは明洞の下町寄りでした。
ただの観光やグルメじゃツマラナイので地下鉄や徒歩での移動にして毎日歩きまくりでした。
私は自分の基準が「富士山」になってしまい、炎天下何キロ歩こうが平気になってしまったようだ。
みんな汗だくでへばっていましたが、鬼母についてきてくれました。


帰国してからはのんびり1日、みんなで近所の美術館で「しりあがり寿」さんの展覧会を見に行って近くの川で遊びました。

これが一番夏休みっぽい過ごし方かな?
蝉が鳴いて魚が泳いで・・・・・。

私たちの人生の共有できる時間が過ぎていく。