からっぽになること

「物も金も、力も汗も、智恵も親切も、持っているものを一切出し切って空っぽになりなさい」
自然療法家の東城百合子さんの師匠である方がよく言われていたそうです。
空っぽになったとき、無限のエネルギーが入ってきて、根っこが育っていく。

「がつーん」と来る言葉です。
私の中にも「惜しみなく」注ごうとする自分と「ちょっと惜しい」と思ってしまう自分がおり・・・100%からっぽになれたらどんなにいいだろう、と常日頃思っているのです。

今の世の中、本当の意味で幸福で満たされている人が少ないということからも、幸せになるヒントは「大多数の人たちがやりたくないでいること、できずにいること」を逆説的にやってみることにあるんじゃないかなー??
ダライ・ラマ法王は「幸せになる一番の近道は利他(自分ではなく、ほかの人たちのために行動していく)を生きること」とおっしゃっています。
狭い心を捨てる、保身に走らず、うまくやろうともせず、執着せずに、結果も問わず、ただ自分を出し切ること。
心構えや行動形式を変えていくことは自分の中でお金もかけずにできますから、私もいろいろ実験済みのこともあり、これからの題材も沢山あります!

心をオープンにして自分を出し切っていると、自然といろんなものが飛び込んでくるのかもしれませんね!